SNSと呼ばれるサービス「LINE」「Facebook」「ツイッター」を使った、闇金の取り立て被害が増えています。
なかでも、LINE(ライン)を使った被害報告が増加傾向にあり、SNSが闇金業者の温床となっています。
LINE闇金(ライン闇金)とは
LINE闇金(ライン闇金)とは、身近なサービスであるLINEを使った闇金融で、借り手に手軽なイメージを持たせ融資を誘う手口です。
闇金業者と電話で話すことなく、LINEだけでお金を借りられるので手軽さから、今後も急速にLINE闇金の被害は増えていくでしょう。
なぜなら、LINEを使うメリットは闇金業者側にあるからです。
融資の申し込みや身分証明の受領、支払日・振込先の連絡、返済日の督促など、全てLINEで行われます。
携帯電話を調達するよりも、費用やリスクを抑えることができるのです。
また、通話やメッセージのやり取りに料金はかからないため、海外に拠点をおいている闇金業者もいるようです。
LINEを使ったソフト闇金業者は手軽?
LINEを使ったソフト闇金業者のホームページには、手軽さをアピールした文言が並びます。
- 連絡のやり取りはLINEだけ!
- お申込み時にLINEのIDを
- 全てLINEでやり取りするので、電話対応は不要!
身近なサービスであるLINEを使うことで、手軽・簡単なイメージを持たせ、恐怖心を持たせない手法で勧誘します。
闇金業者も、利益にならなければお金は貸しません。
LINEを使った巧妙な回収方法をもっているからこそ、LINEでの勧誘に切り替えているのです。
電話番号を教えないから安心?
電話番号を闇金業者に教えないですむ、それだけで恐怖心が薄れていませんか?
しかし、支払いが滞ると個人情報を調べ上げ、第三者を巻き込んだ、執拗な取り立てが行われます。
闇金業者にとって、LINEを使うメリットが大きいので、電話ではなくLINEなどのSNSを使うのです。
返済が滞った場合の取り立ては、電話もなくて怖くない?
LINE闇金の取り立ての怖さは、第三者を巻き込むことでしょう。
例えば、Facebookをされている方の多くは、LINEとアカウントを連携されている方が多いのではないでしょうか。
闇金業者は個人情報を特定し、Facebookやツイッター(Twitter)を使い、友人・家族・会社関係者に対して、「お金を貸しているが返済しない」など執拗な書き込みで、精神的な嫌がらせを繰り返すのです。
LINEは個人間のやり取りだから安心、と考えないでください。
個人情報を特定された時点で、Facebookやツイッターなどのあらゆる手段を使って、闇金業者は悪質な取り立てを繰り返します。
対策|LINE闇金被害に合わないために
闇金問題の解決を法律家に依頼する際、必ず闇金業者の電話番号を伝える必要があります。
ですが、LINE闇金は電話番号を教えないことがほとんどです。
LINEで使用されている番号は、データ通信専用なので通話はできません。
そういった事から、闇金対応している法律の事務所でもLINE闇金は対応できないというケースが多々あるようです。
LINE闇金被害の相談は、LINE闇金被害の解決実績のある法律家へ相談することが非常に重要です。
当サイトで紹介しているすべての事務所は、LINE闇金に対応しています。
安心して相談してください。
借金のために働く毎日を終わらせたい、そう思っている方は、一日でも早く闇金に強い弁護士や司法書士に相談されることをお勧めします。