ひととき融資とは、女性にターゲットを絞った個人間融資のことで、お金を貸し付ける見返りに性行為を強要する悪質な手口です。
10代から40代の女性が被害にあっており、融資を受ける際や利息返済のたびに関係を求め、それを拒むと利息を上乗せしてきます。
- SNSなどから融資を申し込んできた女性に対し売春を要求
- 掲示板から女性の融資希望ターゲットを探して接触、お金を貸す代わりに性行為を強要
正規登録業者から何らかの事情でお金が借りられなくなった 女性をターゲットとし、インターネットの掲示板やSNSで接触をしてきます。
言葉巧みに融資に誘導しますので、注意が必要です。
「女性限定」「プロフィールの開示(性別・年齢など)」「画像送付が条件」などの誘い文句は、売春目的の個人間融資の可能性があります。
「ひととき融資」をめぐり25日、裁判が開かれた。大阪・千早赤阪村の元職員・藤田祐被告(36)は、無許可で女性3人に現金33万円を貸し、法律の上限を超える利息を受け取った罪に問われている。藤田被告は金を貸した女性に「もし会ったときに性行為を断ったら5000円の利息を上乗せする」とも伝えていた。
インターネットの掲示板やSNSには、「ひととき融資」を求める人たちのやり取りが数多く見られる。
引用:Yahooニュース
「善意の個人を装って融資を持ちかけているのは、ほとんどがヤミ金業者だ」。借金に関わる相談を多く受けるウイズユー司法書士事務所(大阪市北区)の奥野正智代表司法書士は、こう断言する。
奥野代表によると、個人間融資は、すでに消費者金融で借金を重ねるなどして信用情報が傷つき、ほかに借りるアテのない人が希望することが多い。SNS経由の気軽さから、ほかに借金もない10代~20代の若者の利用も目立ち、それらを食い物にしようとするヤミ金業者が個人を装って融資を持ちかけているという。
引用:産経新聞