立て替え
闇金がこの言葉を使うときは要注意です。
これには二通りの意味があります。
まずひとつは、借りてもいないお金を借りていることにされるケースです。
このケースは、これまでに取り引きで実績がある人だけに闇金が使う手口のようです。
ここでの実績があるとはイコール、カモにされている状態です。
毎週15,000円の利息を支払っていたとします。
そして利息の支払ができないことを伝えた場合、今回の利息分を立て替えておくのでその代わり次回は、今回の立替分の利息と元金も含めて45,000円支払うようにと要求してきます。
無茶苦茶な理屈です。この手口で潰れてしまう人がたくさんいます。
この手口の裏には、どうしても支払ができないのであれば仕方ないけど、もともとお金にだらしがない人に貸しているので、甘やかせば今後の支払に影響が出るだろう、だから緊張感を持たせるために貸したことにするという心理的なプレッシャーをかけることが目的としてあります。
しかし、無茶な金額を支払えと強要するので結局そこで逃げられることになるのですが・・・
闇金に立て替えと言わせるということは、あなたは闇金にとって、非常に都合のいい客になってしまっています。
一刻も早く、闇金に強い弁護士や司法書士に相談されることをお勧めします。