ZOZOTOWNが、クレジットカードを持たない若年層の囲い込みのため初めた「ツケ払い」サービス。
お金を払っていないのに服が届く、そんな気軽な気持ちでサービスを利用し、結局支払えずに滞納している人が増えているというニュースを最近よくみます。
「ツケ払い」とは、商品の購入代金をその場で支払わず、後日まとめて支払うことを意味しています。
要は、後払い決済サービス=借金です。
未成年者の利用には親の同意が必要ですが、現在は確認システムすら導入されていないため、何も知らず購入ボタンを押す若者が多いのだとか…。
期限内に支払えなければ、債権を弁護士事務所に委託されることになります。
もちろん、最終的に「法的処置」をとられることにもなりかねません。
上限金額を5万円程度にしたのは、親が代わりに支払うことができる金額設定なのでしょう。
うまい商売だな、と感心しますが、システム的に問題はないのか?とも感じてしまいます。
未成年者でも気軽に手を出せるシステムで、金銭感覚が麻痺し、ツケ払い依存を起こすことに繋がるでしょう。
なんでも簡単にスマホで!という世代です。
簡単にネットでお金を借りる=闇金に手を出す、という流れにならなければいいのですが…。
何度も言いますが、ツケ払いは「借金」です。
ご利用は計画的に…。
「1円も払っていないのに服が届く」 ZOZOTOWN「ツケ払い」で滞納に陥る若者たち
人気ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」が昨年11月に始めたサービス「ツケ払い」で、代金を滞納する若者が相次ぎ問題となっている。
ZOZOTOWNは通常、クレジットカードや代引き交換、コンビニ決済を用いるが、「ツケ払い」では購入商品の支払いを最長2カ月遅らせる「ツケ」が可能で、入金前に商品が手元に届く。
年齢制限や親の同意の有無を確認するシステムはないために、クレジットカードを持たない若い世代に一気に広まった。その結果、「ツケ」の支払いで「瀕死」「破産しそう」などの声がSNSで溢れ、話題になった。
「消費者金融同様」「風俗への入り口」などの声も出ている。
引用: BuzzFeed News /2017年4月15日