闇金がする取り立てのやり方には幅があります。
中でも非常に悪質な取り立てをする闇金が存在します。
勤務先への嫌がらせだけでも様々な方法があります。
電話回線をパンクさせるほどの一斉電話。
5回線程度であれば余裕で埋められてしまいます。
30分以上にわたりかけ続けられることも珍しくありません。
また、上記のような攻撃ではなく、執拗に脅しをかけてくる闇金もあります。
本人からではなく、会社からお金を巻き上げようとするのが目的です。
同じビルに入っている他のテナント(全く関係ない人たちです)に嫌がらせ電話をかけたり、ピザの宅配や消防車を呼ぶぞと脅し、また脅すだけでなく本当にそれらをやる闇金も少なくありません。
非常に稀ではありますが、爆破予告をする闇金もあります。
しかし、これはやり過ぎです。
警察に捕まるリスクが急激に上昇するので、冗談でも言葉にする闇金はほとんどいませんが、後先考えない闇金は思いつく限りの嫌がらせを勢いにまかせてやってきます。
自社の対応だけでも大変なのに、自分たちを中心にして全く関係のない人や会社の人たちにまで迷惑がかかるとなると、自分たちだけで対応するにはかなりしんどいはずです。
もし、当事者が解決するために積極的に動いていないのであれば、闇金に強い弁護士や司法書士にまずは相談させることをお勧めします。
相談するのは巻き込まれた人でもできますが、法律家は当事者からも話がききたいと言ってくるはずです。
一刻も早く当事者に相談させることが、早期解決につながります。