「闇金には教えてなかったのに、家族の情報を知られていた！」
なぜ？！
闇金業者は個人情報を売買します。
つまり、過去に闇金に手を出した人の情報は、日を追うごとに流出していくのです。
違法に扱われている個人情報データのため、本人が望んでも完全に消し去ることは、まず不可能といっても過言ではありません。
知らない番号で融資の営業電話がかかってくるのは、それが理由なのです。
例えば、闇金業者Ａに実家の電話番号を教えていた。
期間をあけて連絡してきた闇金業者Ｂに借り入れをした。
でも実家の電話番号は伝えなかった。
その後支払いができなかったときに、Ｂから実家に電話がきた。
というケースは決して珍しくありません。
銀行や消費者金融、クレジットカードなどを利用すると信用情報機関に登録されますが、闇金の世界にもセンターと呼ばれる信用情報のデータベースが存在します。
借り入れ状況や法律家の介入など、過去の履歴が登録されているそうです。
これらの情報を闇金は購入して、融資や取り立てに利用しているという、恐ろしい事実も存在します。
また、闇金業者も金貸しで生活をしている以上、聞き取りには細心の注意を払っています。
あなたが何気に放った小さな言葉を、彼らはしっかり拾っているのです。
そこから、実際に教えていないはずの連絡先を特定されることもあります。
あなたの名前が珍しい氏名であれば、市内中のあなたと同姓の方に電話をかける闇金もいます。
それだけではありませんが、他にもさまざな方法で身辺調査を行っているようです。
教えていないはずの情報を相手に知られていると知ったとき、心から不安になるはずです。
あなたによって巻き込まれた、家族や職場の人たちはなおさらです。
しかし、そこで恐れていても何も解決はしません。
闇金問題を終わらせるには腹を括って、前に進むしかないのです。
闇金業者から嫌がらせを受けてしまったときには、すぐに闇金に強い弁護士や司法書士に相談してください。
よく読まれている記事
闇金に強い専門家の選び方
