前回は、家族や友人から闇金のことで相談を受けた時、絶対にしてはいけないアドバイスをお伝えしました。
では、「そちらの言いなりになるつもりはない。こんなことするなら警察に通報する。」と、断固とした態度で話をすればどうでしょうか。
もしあなたが本人の代わりに話しをするのであれば、相当な覚悟が必要です。
まず、あなた自身が嫌がらせのターゲットになりかねません。
そしてなにより、あなたの言動次第で状況が最悪の方向へ傾く恐れがあるからです。
自分が話をしたことで、本人やその家族の職場などへ執拗な嫌がらせが始まり多大な被害が出たり、真夜中に相談者自宅の近隣が騒然となるようなことをされたら・・・
これは本人が断固とした態度で挑んでも同じことがいえます。
闇金は自分たちが犯罪者であることを自覚しています。
そのような相手に、「警察に通報する」と言ったところで、やるならやれといわれるのがおちです。
そもそも捕まらない自信があるから、犯罪行為を続けているのです。
日々犯罪者やクレーマーのような人たちと話しをする職業にでもついていない限り、言葉で闇金をやり込めることはできないでしょう。
仮に言葉でやり込めても、腹いせにとんでもない嫌がらせを受けることになるだけです。
闇金相手では言葉でやり込めることができても、なんの解決にもならないのです。
また、相談者の代わりに相手と話をするとき、絶対にしてはいけないことがあります。
次回に続けます。