いろいろな場面でよくいわれることですが、確かにそうかもしれないと納得させられる言葉でもあります。
- 間違いなく体重が増えるだろうけど、毎日のチョコレートがやめられない
- 体に悪いのは重々承知しているけど、たばこを毎日吸っている
- 決して安くはないけど、素敵なお店なので足を運ばずにはいられない
- 得るものはほとんど無いのに、SmartNewsを見てしまう
- お世辞とわかっていても顔が緩んでしまう
等など、理屈では無駄だと、意味が無いと、やめなきゃとわかってはいるけれど、感情が優先されてしまうことは誰にでもあると思います。
そしてこれは闇金業者にもいえます。
弁護士や司法書士が交渉する際、闇金業者がどうしてもこの人だけはおとなしく引くことができないと、妙な執着を持っているケースがあるようです。
よくよく聞いていくと、依頼者(ここでは闇金被害者のことです)が闇金を
- 侮辱した
- 怒鳴った
- あまりに調子のいいことをいっていた
など、闇金業者を挑発していた事実があったとのこと。
闇金業者からむちゃくちゃ言われて、やられて腹が立つ気持ちはよくわかります。
しかし、闇金業者も人間です。
相手が違法業者だからといって感情のままに怒りをぶつけても、無用な恨みを買うだけです。
どんなに頭にきても、ここはグッと我慢をして闇金業者と綺麗さっぱり縁を切ることを考えたほうが得策です。
実社会でもむやみに人を怒らせて得することなどまずないのですから。
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