昨年からよくある手口のひとつが、高額の融資をエサにして、少額の取引からスタートさせるというものがあります。
この少額の取引は信用をつけるため、といって始めることになるのですが、当然のことながら、これを続けても高額の融資がされることはありません。
この少額融資の詳細は以下のようなものです。
1万円が即日に振り込まれます。
これを数日後に、4万円にして返済できれば高額の融資をするというものです。
そして、なんとか4万円集めたとしても、それを振り込むことはできません。
2.5万円と1.5万円を、別々の口座に振り込むように指示されます。
しかし、1.5万円の口座は架空の口座なので、振り込むことができないのです。
そして、それを理由にして、再び後日同じことをしろといってくるのです。
そして、また2.5万円しか振り込みができない・・・
これの連続です。
しかし、稀に1.5万円も振り込みができてしまうケースがあるようです。
闇金が、うっかり本当の口座を伝えてしまうこともあるようです。
結果的に4万円振り込むことができたとしても、高額融資されることはありません。
もうお分かりですね。
そもそも高額の融資をするつもりなどないのです。
一つ注意してほしいことがあります。
この詐欺をする闇金は非常に悪質です。
手口に気づいて振り込みをしなかったら猛烈な嫌がらせをしてきます。
この手口を使う闇金に捕まった場合は、早急に闇金の専門家に相談されることをお勧めします。