北海道 札幌市の闇金業者摘発に続き、「かけ子」が逮捕されたと先日ニュースで報じられていました。
かけ子（掛け子）とは？
振り込め詐欺などの犯罪で、電話をかけてだます役をいう隠語のこと。
広く知られているのは、やはりオレオレ詐欺のかけ子ですが、最近は今回逮捕されたに融資を持ち掛けるタイプのものから、競馬情報詐欺やアダルトサイト退会詐欺など多岐に渡ります。
闇金業者でいうところの「かけ子（掛け子）」は、取り立ての電話や支払い催促をすることも含まれてます。
闇金業者は、自分達の逮捕のリスクを抑えるために、「簡単な融資勧誘のテレアポ」だと偽り、かけ子を雇います。
雇われた側も犯罪だと分かっていても、高額報酬であることから誘い文句にのってしまうようです。
また、金を返せないなら働けと、闇金被害者にかけ子をさせることもあるのです。
もちろん、闇金のかけ子は「詐欺罪」として逮捕されることになり、刑罰は1ケ月以上10年以下の懲役と定められています。
どれだけ高額報酬を貰えようとも、甘い誘い文句には注意が必要です。
ヤミ金事件 「かけ子」逮捕
先月、札幌市のヤミ金融業者が違法な高い金利で金を貸し付けていたとして出資法違反などの疑いで逮捕された事件で、警察は２日、電話で融資を持ちかけるいわゆる「かけ子」役の男を新たに逮捕しました。
逮捕されたのは、住所、職業不詳の岡崎祐太容疑者（２５歳）です。
警察によりますと岡崎容疑者は、先月逮捕された札幌市のヤミ金融業者の４人とともに、去年９月、貸金業法の登録を受けずに滋賀県などの中小企業の経営者３人に合わせて１１３万円を融資し、法律で決められた上限の３４倍から５８倍の金利を受け取っていた疑いが持たれています。
岡崎容疑者は、資金繰りが厳しい企業経営者に電話をかけて融資を持ちかける「かけ子」役を担っていたということで、調べに対し「俺は関係ない」と容疑を否認しているということです。
警察は、このヤミ金融業者が去年４月以降、全国２１の道府県のおよそ４０の企業に金を貸し付け、２０００万円ほどの利益を得ていたとみて詳しく調べています。
引用：NHK｜北海道NEWS WEB
,
