- 「携帯電話を〇台契約して送ってくれれば融資しますよ」
- 「解約金等はこちらで負担するのであなたが支払う必要はありません」
- 「あなたの信用をみるために、まずは携帯電話を契約してください」
- 「Soft●ankの次はdo●omoで契約をしてください」
- 「ショップでスムーズに契約できるように我々がサポートします」
2015年頃から、iphoneやipadなどの高級携帯端末を契約させて、指定の場所に送付させる闇金業者が激増しました。
「信用をつけるため」という一言と、その先にある融資に目を奪われ、闇金業者から言われるがままに携帯を送ってしまう人が後を絶ちません。
少し考えれば怪しいとすぐにわかるものですが、今すぐにお金を必要としている焦りから、冷静に考えることができなくなるようです。
しかし、自分が使用するつもりも、利用料金を支払う意思もないのに携帯電話を契約し、販売店から騙し取る行為は犯罪です。
販売店に対する詐欺行為が成立します。
当然に闇金業者はこのことを知っています。
つまり、お金を必要としている人に意図して犯罪行為をさせる、非常に悪質な闇金業者なのです。
契約した携帯電話を送付することで、実際に数千円を振り込んでくる業者もあるようですが、その二束三文のお金と引き換えに、とても大きなリスクを背負ってしまうということを忘れないでください。
あなたが携帯電話を何台送ろうと、希望する金額が融資されることは絶対にありません。
そして最後には連絡が取れなくなります。
それが白ロム詐欺をはたらく闇金の手口です。
また、自分名義で契約した携帯端末の機種代金は、当然に自分で支払わなければなりません。
騙されたことに気付いてすぐに解約したとしても、その際には一台約一万円の解約手数料も支払う義務が生じます。
泣きっ面に蜂とはまさにこのことです。
冷静に考えると、携帯電話を闇金業者に渡す行為には、何一つメリットがないと気付くはずです。
ですので、携帯電話を闇金業者に送ることは絶対にしてはなりません。
ちなみにこれらのことは、下記の警視庁のサイトでも確認することができます。
携帯電話等を販売店からだまし取る行為は犯罪です！
もし、すでに携帯端末を契約してしまっているのであれば、一刻も早く専門家に相談されることです。
時間が経てば経つほどあなたの立場は不利になるのですから。
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